封印された「東京湾炎上」の検討報告
他で目につくのは暴落ものとがんについての記事。「『10月に2万件倒産!』大クラッシュが日本を襲う」(文春)、「9月再びの大暴落に備えよ」(現代)、「がんと生きる時代『告知せず』という決断」(ポスト)、「部位別がんの始まりと終わり」(現代)、「現場の磁力 鳥越俊太郎『がん手術4回』」(ポスト)
株暴落、倒産でがんが多発する。日本の暗黒もまだまだ続くようである。
これ以外の記事では「AERA」の「封印された『東京湾炎上』」が注目。東京湾内には5580基の石油タンクがある。東日本大震災があった3月11日、千葉県市原市のコスモ石油製油所でLPG(液化石油ガス)タンクが爆発炎上し、避難勧告が出され、1142人が避難しているのだ。しかし「これだけですんだのは奇跡」だそうだ。それに先駆けて、09年3月に「臨海部の地震被災影響検討委員会報告書」がまとめられたのに、日の目を見ることはなかったのはなぜかという追及レポート。8月2日、コスモ石油の現場が報道陣に公開された。3月11日に爆発した多くのガスタンクがひっくり返っている写真が怖い。