テノール歌手・新垣勉 アメリカに帰った父を許し選んだ1曲

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大船渡の被災者には「青い海よ」

   新垣が終戦記念日に合わせ、父への思いを込めて選んだ1曲が、沖縄戦の様子を歌った「緑陰~こかげ~」。父を許し、気になった新垣はこういう。

「素晴らしい人格の人は(恨みを)ポンと許しに変えて、ポンと受け入れるのでしょうが、私のような凡人は乗り越えるのに時間がかかった」

   吉永「すごく悲しみが伝わってくるのだけれど、同時に悲しみを乗り越えた強さ、歌声が持っている温かさも伝わってくる。それは生き抜いてきたからでしょうね」

   新垣は6月11日に岩手県大船渡市を訪れ、被災地の人たちに「青い海よ」という歌を捧げた。悲しみのドン底にある被災地の人たちの心に、力強く、やさしく響き、いつかは乗り越えてくれるだろう。そんな願いを感じさせる番組だった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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