川俣町、飯館村の子ども45%に甲状腺被曝
司会の羽鳥慎一「子どもたちの率直な意見が心に刺さりますね」
作家の立花胡桃「子どもがわざわざ福島から来たのに、大人は何をやってんだと言いたい。子どもが質問する時、メモとっているばかりで目を見て聞いていない。誠意が感じられない」
さらに、テレビ朝日の玉川徹ディレクターは「官僚なんて昔からこんなもんですよ。原発がこういう状態のなかで、人間個人としてこの問題に向き合うことが重要。あのなかで個人として語る官僚は一人もいなかったのはダメだなと思う」と切り捨てた。
官僚のはぐらかし、ズレた答え方は毎度のことだが、今やそんな呑気な対応をしている場合ではなくなっている。いわき市や川俣町、飯館村の子どもたち1149人の内部被ばくを検査したところ、45%に甲状腺被ばくが確認されたことが明らかにされた。子どもの保護者には「問題ないレベル」と説明されたという。
これにも玉川は、「癌のメカニズムについて何も分かっていないのに、新聞も軽々に『問題ない』などと書いてほしくない」と、新聞がよく使う間接的な引用で事足れりとする書き方を批判した。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト