36人が熱中症で搬送された上地雄輔の出版記念イベントを番組があらためて検証。集合写真の撮影場所であり、上地ファンの参加者が長時間待機させられたウッドデッキは、すり鉢状で熱がこもりやすく、表面温度は60度にも達した。さらに多くの人が密集していたため、さらに暑さが増したという。
「日傘さすな」の指示も
また参加者の話として、主催者側から熱中症の注意喚起がなかったこと、待機中、邪魔になるので日傘をささないようにとの指示があったこと、さらには、水分を取ろうにも自販機は売り切れであり、スタッフと思しき人物が水を売っていたが、値段が300円ぐらいするので、買うのをためらってしまった人もいた、などと伝えられた。
番組が主催者側にこうした事実関係を問い合わせたところ、「現段階ではお答えできない」との回答だったそうだ。
こうした情報を受けて司会の小倉智昭は、「この時期、こういうイベントやるには主催者側も手立てを尽くさなければいけないだろうし、参加者のみなさんもそれなりの注意をしなければいけなかったんでしょうね」と、主催者と参加者、双方の責任に言及した。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト