昼間の猛暑とともに、寝苦しい熱帯夜も続いている。「朝ズバッ!」では熱帯夜ラッシュと題し快眠方法を探った。井上貴博アナウンサーは「熱帯夜とは夜になっても気温が25度以下にならない夜のことで、東京ではすでに連続10日続いています」と報告。13日夜(2011年8月)から14日朝にかけても太平洋高気圧の影響で気温が下がらず、東京の最低気温は27・7度だった。
昼間の熟睡は禁物
司会のみのもんたが「寝苦しいなら寝なければいいじゃない」と冗談を飛ばすと、井上は「熱帯夜による睡眠不足はさまざまな疾患をもたらします」と真顔で反論。メタボや精神疾患の元凶にもなるという。
睡眠を研究している九州・久留米大学医学部の内村直尚教授は、「熱帯夜の快眠方法に昼寝が欠かせない」と解説する。昼寝の時間は午後3時までに30分間。「それ以上の昼寝は眠りが深くなり、逆に夜寝られなくなります」という。さらに、夜の睡眠については、「就寝前のアイスコーヒーやアイスティー、冷たいお茶は禁物。これらにはカフェインが含まれていて、睡眠を妨げます。また、ビールなどのアルコールも就寝中の利尿作用を高めるので控えましょう」と呼びかけた。
おじさんが抱き枕というのもなあ…
また、快眠グッズの使用も快眠法の一つと、ジェル枕や抱き枕などを紹介。
コメンテーターの柿崎明二(共同通信編集委員)「僕も先日、快眠マットや枕を買ったばかり。なかなか気持ち良く眠ることができるよ」
みの「いい年をしたオジサンが枕を抱えて眠るのか」
井上「そうですね。みのさんが枕を抱えて寝ている姿はちょっと想像できませんね」と苦笑した。熱帯夜よりもこのオヤジギャグの方が暑苦しい。