あす「五山送り火」陸前高田のセシウム薪「数値的には危険ない」

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被災地は皮削る人手も余裕もない

   コメンテーターの柿崎明二(共同通信編集委員)「陸前高田の人たちのことを考えると、何か釈然としないものを感じる。五山の送り火は京都市民のものだけではないはず」

   八塩圭子(学習院大学特別客員教授)は「事前に放射能チェックをしておくとか、薪の皮を削っておくとかをしていれば、こんな騒ぎにはならなかったでしょう。でも、地元ではそれだけの人手も気持ちも回らなかったというのもよく分かります」

   ご先祖様の送り火ということなら、ご先祖様や震災犠牲者の霊は陸前高田に帰ってきているのだから、地元で焚くということでよかったようにも思うし、京都でということなら、京都側も端からダメということではなく、「ご苦労はんでしたな」と一言あってから検査をするという心配りがあってもよかったようにも思うのだが…。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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