モニバド・赤江珠緒キャスター「五山送り火」に怒り心頭の1週間

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<今週のワイドショー通信簿>いつもニコニコのテレビ朝日系ワイドショー「モーニングバード」の赤江珠緒キャスターが、今週は怒りっぱなしだった。前の週に「震災のその後」の取材で岩手・陸前高田を訪れ、なかなか進まぬ復旧に心を痛めていたところに、津波でなぎ倒された景勝地「高田松原」の松で作った薪に被災遺族のメッセージを書いて、京都の「五山送り火」に焚こうという話が、京都側の「放射能が心配」という申し入れで取りやめにされたからだ。検査で陸前高田の薪から放射能は検出されていなかったが、「大文字保存会」のメンバーの中から異論が出て、「京都五山送り火に陸前高田の薪『放射能あるからあきません』」(2011年8月8日放送)ということになってしまった。

「これはひどい!」「名折れ」

   これにタマちゃんは顔を真っ赤にして「これはひどい!」と憮然。目には涙が浮かんでいるようにも見えた。モーニングバードは翌日もこの話題を取り上げ、「京都市も口はなめない大文字焼き『陸前高田の薪燃やさない』」(8月9日放送)とやった。この日もタマちゃんは「『五山の送り火』には魂を慰めるとか、国の安寧という意味合いがあるにもかかわらず、名折れですよ」と悔しそうだ。

   他の番組や新聞各紙もこの騒動を取り上げ、「京都五山送り火連合会」はあらためて別の高田松原の薪を取り寄せ燃やすことになったが、すでにはじめの三百数十本の薪は地元で「迎え火」に使われた後で、タマちゃんは「今さら何を…」といった表情で納得していなかった。(テレビウォッチ編集部

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