<「鉄道・絶景の旅」(BS朝日)>お盆休みが終わると北海道はもう秋の気配濃厚。パッチワークの畑の収穫も始まります。そんななかの富良野線の旅はちょと寂しげで、夏とは違う北海道が車窓に広がっています。旭川駅から富良野駅までの全長54・8キロを富良野・美瑛ノロッコ号でコトコト揺れながらの一人旅もいいし、秋の味覚を求めてグループ旅行なんていうのもお勧めです。
レンタサイクルで楽しむパッチワークの丘
旭川を出て5つ目が美瑛駅。美瑛といえば丘です。北欧を思わせるような畑が続き、その先にはCMでおなじみの「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」「親子の木」「マイルドセブンの木」が青空にそびえています。
美瑛は駅前のオシャレな街並み散歩もぜひしてみたい。ヨーロッパの地方都市を歩いているような素敵な気分に浸れること請け合い。お腹が空いたら「おきらく亭」(電話0166・92・3741)で、目の前の農家で収穫された美瑛の野菜をふんだんに使った「ポトフ」(1000円)。まさに地産地消! ジャガイモ、タマネギ、キャベツが、北海道の秋を届けてくれるはずです。美瑛は駅前でレンタサイクルを借りて、ひんやりとした空気の中を風に乗って走ってください。
美馬牛駅で降りて四季彩の丘というのもステキです。色とりどりの花畑。トラクターに乗ってご案内もあります。美瑛産メロンソフトは1000円。このメロンソフト、本当のメロンの上にソフトクリームが乗っているのです。おいしいこと間違いなし!