高田松原の薪やっと地元で「迎え火」
陸前高田市では8日夜、被災者の思いを綴った使われなかった薪が「迎え火」として燃やされた。参加した女性は「こうやって頂けるだけでよかった」と涙を流す。
スタジオでは、陸前高田市に祭りの取材に行ってきたばかりの赤江珠緒キャスターの表情がこわばっている。
「『五山の送り火』には魂を慰めるためとか、国の安寧という意味合いがあるにもかかわらず、名折れですよ」
五山の送り火では、被災地の人たちのメッセージが別の護摩木に書き写され燃やされるという。そんなことやられれば、かえって被災地の人たちは複雑な心境だろう。高田松原の松だから意味がある。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト