カルーセル麻紀やっぱり体は男だった
他では、収監されたホリエモンの母親が、福岡の社会福祉法人の「女帝」として君臨しているという話。人気の50越え女優兼モデルの萬田久子と事実婚を続けていた内縁の夫に、別の女性との間に隠し子がいたことが発覚した話。インタビューされた萬田はそのことをまったく知らなかったようで、つぶらな瞳をさらにまん丸にして遁走したそうだ。
おかしいのは、ニューハーフの草分けで、私も何度か会ったことがある女性以上に美しい(ずいぶん前の話だが)タレントのカルーセル麻紀(68)が、男の病気にかかったという話だ。彼女の涙ぐましい節制ぶりは有名だが、その彼女に昨年9月頃から体調の異変が表れたという。右足に違和感を感じ、そのうち右足全体が痛むようになり、激痛が走った。病院で判明した病名は閉塞性動脈硬化症。50歳代以降の男性に多く見られる動脈硬化によって血行障害を起こす病気なのだ。やはり見かけは完全な女でも、体は正直なものである。
文春にはワイド以外にも、人気プロレスラー長州力の夫人が明かした長州の家庭内DVのものすごさは、読んでいて鳥肌が立った。
AKB48の運営会社「AKS」の窪田康志社長が、野球賭博の常習者だったというスクープもすごい。記事には、胴元が仲介者を経由して窪田の注文を受けるのに使用した携帯電話の写真まで載っている。窪田が野球賭博で負けた金は数億円にもなるそうだが、どう釈明するのだろう。こうした人間が、遊びたい盛りの若い女の子たちの上にいるのを、この娘の親たちはどう考えるのだろうか。
今週は質量ともに文春と新潮が「週刊現代」、「週刊ポスト」、「週刊朝日」などを圧倒した。放射能汚染問題も大事だが、世の中にはそれ以外にも知りたい、知らせたいことがあるはずだ。月曜、火曜発売組の奮起を期待したい。