総理家族の不倫も情報収集する「警察庁」の身辺警護

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中国や北朝鮮に「コード1」の弱み握られるな

   ただ、内容的には新潮のほうに軍配をあげる。まずタイトル「『大和なでしこ』漂流譚」がいい。巻頭は、菅総理夫人伸子が息子の嫁の浮気を疑って興信所に調査を頼んだという仰天情報だ。

   「今年3月、伸子さんに頼まれたという警察庁のキャリアOBがかつての同僚や後輩を頼り、興信所探しをしていました」と具体的である。そもそもは、菅の古くからの支援者(後でこの男は元新聞記者であることが判明)が、嫁が別の男と街中で抱擁しているのを見たという情報を寄せたことから始まった。

   結局、この「嫌疑」は晴れて、先に書いたように、伸子はせっせと公邸で、生まれてくる孫のための用意を始めているようだが、このときの報告書は警察庁にあるという。報告書には総理を意味する「コード1」という番号がふられている。中国や北朝鮮の情報機関が、国の権力者の弱点を手に入れたら外交に利用されるかもしれない。だから、警察はこうした総理の家族の不倫なども情報収集しているのだと、警察庁の初代国際部長を務めた大貫啓行氏は話している。

   以前、橋本龍太郎総理(故人)と中国人の美人通訳との「不倫」関係が話題になったことを思い出す。あのときはたしか、女性の出入国時の申請書の写しがわれわれ週刊誌の間にも出回った。これは警察関係に強い新潮でなくてはとれないネタである。

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