2011年8月2日の練習中、急性心筋梗塞で倒れた元サッカー日本代表の松田直樹(松本山雅FC)へのエールが、国内外でプレーする選手たちから続々と寄せられている。
「大好きなサッカーが待ってるから」
日本代表キャプテン長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)は8月3日(2011年)のブログに「マツさん、頑張れ、頑張れ、頑張れ。大好きなサッカーが待ってるから。みんなが待ってるから」と書き込んだ。読者からも1000件以上の書き込みが殺到、「必ず戻ってきて」「松田頑張れ」「負けないで」など激励が続く。
また、群馬・前橋育英高校時代の後輩にあたる細貝萌(FCアウクスブルク)はブログで、「プロとしても、代表選手としても尊敬している松田直樹さん」と語りかけた。パワー溢れるプレーでファンを、そして自分を魅了してくれた先輩。「必ず良くなる。また一緒にサッカーがしたい」とエールを送っている。
「頑張れマツ君!!!!!!!」
稲本潤一(川崎フロンターレ)にとっても、シドニーオリンピック、日韓ワールドカップをともに戦った「偉大な先輩」だ。ブログでは「祈りの数だけ、気持ちは伝わるはず。みんなも一緒に祈ってほしい」と呼びかけた。
そして、ジュビロ磐田、川崎フロンターレなどでプレーした箕輪義信は、松田とは同世代だ。松田が倒れてからというもの、日課となっている早朝ランニングの合間にする神社での祈りに「彼を助けてあげて下さい」とつけくわえた。復活を信じ祈り続けている。
「まだプロサッカーやれる場所あんだろ! あれだけやってる同級生の無念は見たくないんだな俺、たぶん」