韓国・金浦空港に1日午前(2011年8月)、数百人のデモ隊が押し掛け、3人の顔写真が印刷された横断幕を燃やし、棺桶3つを運び込むなどの騒ぎがあった。
竹島の資料博物館
3人は自民党の「領土に関する特命委員会」の新藤義孝、稲田朋実両衆院議員と佐藤正久参院議員で、竹島に近い韓国・鬱陵島(ウルルンド)を視察に向かう予定だった。3人は危害を加えられかねない状況だったが、韓国政府は逆に「公共の安全を害する恐れがある」として入国を拒否。3人はそのままUターンして帰国した。
鬱陵島は竹島から90キロほど離れた島で、竹島の資料を収めた博物館がある。3人はこの博物館を視察する予定だった。ここに韓国の領有を主張する資料があるなら、むしろ積極的に見せてもらいたいものだが、韓国・外交通商省は「今回の措置には違法性はない」とコメントしている。逆効果としか言いようがない。
やってることが「恥ずかしくないのかな」
帰国した新藤議員は「友好関係にある日韓において、法律の範囲内で行う視察が認められなかったのは極めて遺憾なこと」と語った。
司会の羽島慎一が「今まで触らないようにしてきた問題ですよね」と言い、月刊誌『ゲーテ』編集長の舘野晴彦は「ひどい。あんなことまでして。僕らから見れば恥ずかしくないのかなと思う。これが外交だという嫌な思いもする」と嘆いた。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト