「福島は広島原爆の30個分」国会で声絞って訴えた東大・放射能専門教授

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ネットで支持拡大、動画再生20万回

   この訴えに多くの人が共鳴し、インターネットなどで支持を表明しており、国会の委員会を映した動画サイトの再生回数は3日間で20万回を超えたという。 なかにはこんな書き込みもある。

「『私は法律を犯して居ます』という訴えを涙なくして見られませんでした。原発対策のリーダーに(児玉教授が)いれば福島の子供は助かるのに」

   元共同通信記者の青木理「私も存じ上げなかったんですが、東大の先生というとテレビで『大丈夫です』『安全です』みたいなことばかり。本当の意味の知識人が出てきたなと感動した」

   青木によると、「児玉教授はすごく大事なことをいっぱい言っている」という。その一つが広島原爆との比較で、驚愕の実態を明らかにした。

「放射線量を見るときは総量を見るのだけれど、政府も東電も出していない。独自に計算してみると、熱量の計算では広島原爆の29・6個分、ウラン換算では20個分が露出している」

   児玉の訴えを政府は速やかに実行すべきなのだが、その責任者である海江田経産相は、国会で野党から「なぜ辞めないのか」と追及され、顔を手で覆い涙を流すあり様だ。

文   モンブラン
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