一人暮らしになって病気が怖い
岩手県大槌町の仮設住宅で一人暮らしをしている倉沢トメさん(91歳)は、「買い物に行くのにも6キロの道を往復しなければならないし、タクシーを呼びたいけど電話がまだ付いていない」と不便さを語った。
司会のみのもんた「町や県から、誰か定期的に見回りに来てくれているのですか」
倉沢「誰も来てくれていません。もし、病気になったらどうしようかと考えているところです」
コメンテーターの八塩圭子(学習院大学客員教授)は、「行政や国がもっと親身になって対応しなければ。仮設を建てたから、後は自分でという問題ではない」と話す。
避難者生活をおくっている被災者はまだ10万人近くいる。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト