入居者ほとんどいない「仮設住宅」買い物できない、間取り使いにくい…

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   東日本大地震から今日8月1日(2011年)で144日。宮城県仙台市宮城野区の宮城野体育館に設置された避難所では昨日)、最後に残っていた7世帯14人が仮設住宅などに移り、市内すべての避難所が閉鎖された。しかし、仮設住宅ならたしかにプライバシーは確保されるものの、新たな問題が発生している。

介護用の電動ベッドが入らない

   せっかく建設されても入居者がほとんどいない仮設住宅がある。入居が進まない理由は、街の中心部から遠く離れていることや近くにスーパーなどがなく暮らしにくいからだ。さらに、仮設の間取りにも問題がある。90代の寝たきりの母親と暮らす61歳の女性は、「電動ベッドを入れたいが、4畳半2間では難しい。車いすに移動させるのにも20分近くかかり大変」と話す。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト