映画監督の岩井俊二は7月26日(2011年)、ツイッターで2001年の公開映画「クレヨンしんちゃんモーレツおとな帝国の逆襲」について語っている。
ストーリーは「突如出現したテーマパーク『20世紀博』で懐かしい世界にひたった大人たちは、21世紀という未来を捨ててしまう。そんな大人たちを取り戻すため、しんちゃんたちが大活躍する」というもの。
岩井は、「こんな映画があったのを知らなかった。2001年の作品だが、二十一世紀はこんなはずじゃなかった、というテーマはむしろ今のほうがより深く響く」と絶賛した。すると、「今更ですか先生」とフォロワーから声があがり、「号泣せずには観られません」「僕のベストワン」などと岩井に負けない高評価のツイートで盛り上がった。翌日、岩井は「『二十世紀少年』とか昭和のノスタルジーを描こうとした作品は多いけど、その本質とここまで向き合った作品に出会ったのは初めて、という気がします」と改めて作品を振り返った。