世界水泳の男子100m平泳ぎで、メダル有望と目された北島康介選手が4位に終わった。「国民としてはまさかという思い」(羽鳥慎一キャスター)、「まさかの惨敗。いったい彼になにがあったのか」(VTRのナレーション)など、世界水泳の放送局がお届けするこの番組モーニングバードでは、落胆と若干の非難の色がにじんでいたようである。
本人は「200メートルで挽回」
いったい彼になにがあったのか。「驚くほどリラックス」(ナレーション)していたそうだ。会場に向かう途中など、試合前にツイッターの書き込みを頻繁に行う「異変」が見られたそうな。
一方、元水泳五輪メダリストでスポーツコメンテーターの田中雅美は「前半は泳ぎが固く、課題のスタートも調整しきれなかった」などと解説した。
「もうすぐ29歳という年齢的な問題はないんですか」
元スケート選手で番組コメンテイターの清水宏保が聞く。水泳界は20代中盤がピークと言われるが、北島選手はまだまだやれるはずだ、と田中。
北島は金曜日の平泳ぎ200m決勝で挽回を期するという。同種目には、期待の若手日本人選手の冨田尚弥も出場。「日本人選手のワンツーフィニッシュを期待している」(田中)とのことだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト