オドロキのワールドカップ世界一で、にわかに大フィーバー中の「なでしこジャパン」。その一方で、日本代表でもプロ契約の選手は数人で、大半の選手はアルバイトなどで生計を立てている等、厳しい現実が――という話もずいぶんと流れた。今後、どう環境を整備していくかが課題と言われるが、選手にしてみれば、もっと手っ取り早く待遇を良くする方法があるようである。
年収格差「日本240万円」「ドイツ600万円」
番組が「なでしこリーグ」の事務局長に聞いたところでは、「なでしこ海外流出」の危機がいまおおいに懸念されているという。ワールドカップの活躍によって、世界中からスカウトがなでしこ獲得に殺到すると見られるそうな。
実際、彼我には大きな収入格差があるんだとか。(なでしこリーグ所属の?)日本人選手の平均年収が約240万円(サッカー以外の収入も含む)。これにくらべてドイツのリーグは平均600万円。米国のトップ級の選手ともなると、推定1000万円だそうだ。
文
ボンド柳生