東国原英夫「大阪マラソン出場取り止め」シャレ認められなかった不徳

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「『笑い』『シャレ』『ギャグ』『ユーモア』の本家本元である大阪がその手の『シャレ』を笑い飛ばすくらいの器量・度量・余裕を持って欲しかったと思う。とても残念である」

   前宮崎県知事の東国原英夫はそう嘆いた。橋下徹大阪府知事から参加依頼を受けた第1回大阪マラソンへの出場が、大阪市からの横ヤリで断念に追い込まれたためだ。

   きっかけになったのは、東国原の「折角ですので、大阪都構想推進と書いたTシャツでも着て走ろうかなと思っています」という発言。東国原は「本気でそんなことをやる気は無い。単なる『シャレ』『ギャグ』『ユーモア』『リップサービス』のつもりであった」が、府とともに大阪マラソンを主催する大阪市は「大阪都構想賛成などと書いたTシャツで走るとはけしからん、まかりならん!」と強く反発。結果として、東国原は出場を取り止めざるを得なくなってしまった。

   東国原は「最早、大阪市にとって、そういうことはもう『シャレ』にならない事態なのだろう」と嘆息し、

「僕も行政を経験したので、行政が持つ一種独特の硬直的・閉鎖的な体質、変化や変革を望まないその雰囲気は分かる。言葉は不適切かも知れないが、落城する前の悪足掻き、レームダック状態なのかも知れない。見てて何か悲しくなる。もしかすると、それは大阪市だけではなく、今の日本全体の状態なのかも知れない」

と言うが、東国原のこれまでの言動にシャレではなく不真面目さを嗅ぎ取っている人は少なくない。自業自得じゃないのか。

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