1969年8月にスタートして42年間続いてきたTBS系時代劇「水戸黄門」(月曜よる8時)が、いま放送中の第43部で終了することが明らかになった。79年には視聴率43・7%を叩き出し、第10部では平均37・7%を記録した「国民的人気番組」も、最近は一ケタ台で低迷。格さん助さん役に的場浩治と東幹久を起用したり、由美かおるの女忍者を雛形あきこに代えるなどのリニューアルを計ったが、数字は回復しなかった。
パナソニックが一貫してスポンサーをしてきたが、さすがに「もう無理」と判断したようだ。今年12月19日が最後の放送となる。パナソニックシアター枠はそのまま残る予定だが、次の番組は時代劇のままでいくかなどを含めてまだなにも決まっていないという。(テレビウォッチ編集部)