歯の噛み合わせが歯周病や虫歯の大きな原因になるという。噛み合わせが悪いと歯磨きが行き届かないばかりか、前歯が飛び出したり隙間ができたりするなど外見にも影響を与えるらしい。さらに、歯の動きは脳の働きとも連動している。
虫歯治療で顎がずれる
噛み合わせを長年研究している長坂歯科の長坂済医師は、「物を食べるときに、奥歯を中心に噛む人は左の脳が、前歯を中心に噛む人は右の脳に問題が生じる可能性がある」と解説する。
虫歯の治療で修復材を入れると、高いところを避けようとして反対側で噛むため、顎が反対側に偏位して前歯が変化。このため虫歯になる可能性が高くなる。たった1本の歯の高さによって、脳に大きな変化があり、手足の痺れ、頭痛、肩こり、腰痛、背筋痛などが起こり、虫歯のために左耳が難聴になった女性もいる。
危ない!痛み止めで放置
司会の加藤浩次「歯が痛いからとりあえずは痛み止めでと、単純な問題ではないわけですよね。痛み止めを飲んで治まれば、それでお終いとしたら大変なことになる」 キャスターのテリー伊藤「僕も歯が原因で左耳が聞きづらくなった。歯の故障は舐めたら大変なことになる」
葉山エレーヌも「歯が痛くなったら、市販薬で済まそうとするのではなく、お医者さんにかかって下さい。市販薬で収まっても、その次は大変なことになりますから」と話す。それにしても、なんで突然、歯の話なんかを取り上げたんだろう。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト