この暑さ!満員電車でも職場でも、汗の臭いが気になるが、自分の臭いには 気づきにくいもの。そこで「とくダネ!」が面白い実験をした。
自分が臭うときに教えてもらいたいか。これを街で男女100人に尋ねたところ、77人が 「はい」と答えた。そこで、今度はいきなり「あなた、臭ってますよ」(実際は臭ってない)と50人 にやってみたところ、感謝されたのはわずか6人だった。ことほど左様に、臭いは微妙だ。
若い人の汗臭さ食事の問題
臭いが仕事や作業にどう影響するかの実験では、汗の臭いを染ませたマスクをつけたらパソコンの書き起こしは遅くなり、計算問題では間違いが増えた。臭いは集中力に影響するのだという。
室温30度の中で、汗をかいてもらっての実験。ここで臭気判定士が登場して、首筋、脇の下の臭いをかぎ、計器でも数値を出していく。2人の男性を対象にした実験では、1人は臭わず、もう1人はペケと出た。どこが違うのか。
汗自体は無臭で、臭いのもとは汗と一緒に分泌された脂肪分が酸化すること。ペケの男性は食事で脂肪分を好む傾向があった。植物性のものに変えることで抑えられるという。
代謝機能が向上して脂肪分が燃焼
もう1人、49歳の男性の実験。これは「加齢臭」だった。判定士もはじめから「いますね。ノネナール(加齢臭の原因)が」という。男性は家族からも「臭い」といわれているとか。ところが、この加齢臭が5日間で消えた。男性がやったのは、1日に5分か10分、40度から45度のお湯に両手足をひたすだけ。これを6日目続けて判定してもらうと、なんと「全く問題ないレベルです」となった。代謝機能が向上して脂肪分が燃焼されて分泌が減り、汗が加齢臭を洗い流した結果なのだそうだ。判定士も「すごいですね。全然臭わないです」という。
ほかに、香水を使う方法もいろいろ紹介していたが、荘口彰久アナが「手首につけてこすって、それをクビのあたり…。これダメなんです」というと、田中ウルヴェ京(スポーツトレーナー)が「そうやってた」(笑い)
竹田圭吾(ニューズウィーク日本版編集主幹)「体臭より口臭の方が気になる」
司会の小倉智昭が「あの判定士の方って、大変だね」
荘口「いい匂いじゃないものですからね」
小倉「なんか勘違いされますよ」(笑い)