なでしこジャパン4強、決勝打決めた丸山桂里奈「高校時代は問題児」

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   とにかく暑い、腹が立つニュースばかりのなかで、久しぶりに嬉しいニュースだ。ドイツ・ワールドカップで「なでしこジャパン」が2連覇の強豪ドイツに勝った。日本時間ではきのう10日(2011年7月)未明だから新聞は間に合わない、今朝も休刊だからずっとテレビの独壇場だったが、何度見てもいいもんだ。延長後半3分、澤からの絶妙のパスに反応した途中出場の丸山桂里奈が決めた。

授業に出ず保健室で爆睡

   この試合、身長差が頭ひとつというハンディのなか、前半はシュート5本づつと互角だったが、後半はドイツの攻勢にさらされた。ディフェンス陣の動きがこれをしのぎ切って突入した延長だった。

   数字で見ると、シュート数では日本の9に対してドイツは23、 枠内に飛んだシュートでは2対4。ただ、ボールの支配率は54%と日本が圧倒していた。しかし、「だれも予想しない結果になった」と笠井信輔アナがいう。

   ピーコ(タレント)「ドイツの人たちは女とは思えないような」(爆笑)

   例のタコの占いでは、日本勝利は8匹のうち1匹だけだったそうだが、8分の1を引き当てたことになる。

   丸山桂里奈は「私が得点した形になったけど、チームのみんなで取ったゴールです」というが、母校の村田女子高校の監督は「宇宙人か、みたいなこともいわれてたが」と話す。どういうことだと後輩に聞くと、「問題児で、授業に出ないで保健室でぐっすり寝ていたりとか。でも、ピッチに立ったときはやるので、すごいなと思われていた」という。宇宙人かどうかはともかく、飛び出しは最高、シュートも最高だった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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