以前、1億3000万円の投資詐欺にあった70歳代女性宅を訪れ、被害金を取り戻すなどと言葉巧みに持ちかけたニセ弁護士の映像が、番組でフィーチュアされた。
映像によると、この男は「150万円をみなさんから一時金として徴収させていただき、また融資の話を持ちかける」などと語っていて、詐欺グループ相手に100万ドルをとり返せ大作戦を実行するので、被害者のみなさんに作戦資金を一時的にご提供いただきたいといった詐欺ストーリーを描いていたのかもしれない。
詐欺未遂容疑で逮捕
一方、女性は今回、ホンモノの弁護士に事前に相談していた。商談の途中で、ホンモノが登場。男を問いただし、弁護士の登録番号などを聞くと、「ちょっと、車に取りに行かせてもらっていいですか」と、しどろもどろ。カバンを手にそそくさと逃げ出したという。後日、詐欺未遂容疑で逮捕された。
容疑者は、以前詐欺にあった人が集約されている「カモリスト」をもとに、この女性にコンタクトした可能性があるそうだ。
文
ボンド柳生