ひたちなか整体師殺害で妻ら起訴 「夫が邪魔になった」

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   茨城・ひたちなか市で先月(2011年6月)、妻と妻の知人が整体師の夫を殺害した事件で、水戸地検は2人を殺人容疑で起訴した。

   起訴された澤田さつき被告と准看護師・菊池朋代被告は、「犯行の動機が、当初の家庭内暴力に悩んでいたからではなく、夫が邪魔になったためへと大きく変わっています」(阿部祐二リポーター)

「ヘリウムガス窒息死」失敗

   起訴状によると、2人は6月14日未明、さつきの夫・孝幸さんに睡眠導入剤を飲ませ、体をマットレスカバーです巻きにして頭からビニール袋をかぶせ、ヘリウムガスで窒息死させようとしたが、夫が目を覚まし失敗。4時間後に今度は胸などを牛刀で繰り返し刺して殺害したという。

   さつきにはこれまで2回の結婚歴があり、最初は家庭内暴力で離婚、2回目は夫が働かず離婚していた。警察の調べに対し、「仕事を大きくする夢に夫が協力しなかったので邪魔になった」とさつきは話しているという。

共犯の准看護師「マインドコントロール」

   実行犯の菊池は「さつきが仕事している姿が格好よくて、自分も整体師になりたくてうまく利用されてしまった。いま思えばだまされていた」などと、さつきのマインドコントロールにかかっていたことを臭わせる供述。

   司会の加藤浩次「家庭内暴力と夫が働かなくなったという経験がこれまであったわけでしょう。今回、仕事に協力しないからという理由だけで夫を殺すことを決意するかな」

   キャスターのテリー伊藤「また離婚すれば済むことだったはず。事件の背景にはまだ見えない何かが隠されているような気がする」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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