「相葉ちゃん、いつも泣いてくれてありがとう」
授業のしめくくりは、お互いに感謝の気持ちを伝えあった。仲よしグループで知られるだけに、思わぬ熱い思いがこぼれ出した。大野が二宮にこう話す。
「デビューしてから僕に対してのスキンシップはいまだに変わらないですね。お尻をなでたり、手を繋いできたりで、正直、嫌な時もありました。でも、あなたは触り続けた。これが突然なくなったら、僕は寂しいかもしれない。スキンシップ、これからもどうぞよろしく」
松本が「お尻触ってくれてありがとうってこと?」とツッこむと、大野は「たまにね、あれっ、今日は少ないなって思う」と明かして大爆笑。 その大野は相葉に感謝しきり。
「数は少ないけど、コンサート中のホテルだったり、2人でお酒飲みに行くことありますね。2人で嵐でよかったよねって泣きますよね。あの時間が僕はとても好きです。そういう時間増やせるといいね。相葉ちゃん、いつも泣いてくれてありがとう」
相葉が大野に銀座のバーに連れて行ってもらったとき、トイレに行ったリーダーが帰ってこず、自腹を切ったと話したことがある。ひょっとして、自分も泣き顔を見られるのが恥ずかしくなって逃走したのか。ステージの上でも、大野はメンバーから感謝の言葉をかけられるたびにうるうるだった。
知央