「助けてやるぞ」と上からのもの言い
まず、共同通信政治部デスクの柿崎明二が次のように怒りをぶつけた。
「被災地の人たちがこのシーン見たらかなり怒るはずですよ。国会はまたこれで時間がとられ、復興の問題が遅れる。被災地の人たちを癒しに行く役割のはずが、これでは全くわけがわからない。現地にもう1回行って謝った方がいい」
経済評論家の池田健三郎「国と地方の関係は対等。長幼の序は関係ない。復興に協力しようというミーティングで、なぜ上から物を言わなければならないのか」
司会のみの・もんた「エッ、この人60歳。60年の人生を経てきて、国会議員になった人間として、どういう気持ちで言ったのか、スタジオに来てもらって私は聞いてみたい」
それにしても、東北復興の国難にあたる最高責任者にこの程度の人材しかいないとは、任命した菅首相は松本のどこを見ていたのだろう。あんな性格を知らなかったわけじゃないと思うが…。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト