違いは営業スピードだけ
司会の加藤浩次「何を根拠に独自技術だと主張しているのかな」青木「ひと言で言えば、営業スピードの差です。『はやて』は最速280キロ。中国は300キロ。日本よりも速いから独自のものだというわけなのです」
加藤は「日本が教えた技術で、スピードが違うからと言うだけで特許が申請できるものなのか」と首をひねる。弁護士の八代英輝は「スピードの差だけで特許を収得するのは難しいと思う。ただ、技術供与をするとき、日本側と中国側の契約内容がどのようなものであったのかが問題。一つの技術をベースに新しい技術が生まれるというのは、開発の世界では当たり前のこと。そこまで見越して、きちんとした契約をしていたのか疑問が残る」と解説した。
軒を貸して母屋を取られるなんてことを平気でやる中国だが、米国やロシアも特許申請を認めないだろう。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト