霧吹きで腕や首筋濡らしてうちわであおぐ
笠井信輔アナ「一般も協力しようというときに問題になるのが熱中症です。とくに子ども」
子どもは発汗作用が大人ほど活発ではないので、体温が上がりやすい。各地の子どもたちの様子が流れたが、暑さ日本一を競う埼玉・熊谷の小学校では生徒にクールスカーフを、立川の小中学校では気持ちが悪くなった生徒を冷やすために製氷機の導入を決めていた。
子どもが熱中症になるときにはサインがある。まず顔が真っ赤になる。大量の汗をかき始めたらこれも要注意。いずれも体温調整能力が限度にきているサインだ。霧吹きで腕や首筋を濡らして、ウチワであおぐといいそうだ。また、暑いからと外へ出さないのもいけないのだそうだ。暑さに慣れさせることも必要というわけである。
小倉「ボクらは暑い中でも走り回っていたが、熱中症なんてなかった」
カレン「今の子どもは赤ちゃんのときから冷房になれてしまっているから、汗が出にくくなっていると聞きました」
快適を求めた結果が人間を退歩させて、電力消費を押し上げて、いま追い詰められている。バカな話です。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト