管理職席移動で消費電力半分
意外なアイデアも出てきた。窓側にあった管理職の席を内側にしてみると、 節電効果があるという。司会の小倉智昭は「工場なんかでは生産効率が悪くなって、経済に影響するんじゃないの」とうんざり顔だが、笠井信輔アナは部屋の模様替えの説明に忙しい。
「管理職が内側にくると、照明を暗くすることができるのです」
森ビルが実施した例を図で示して、外に面した部分にいた管理職を内側へ入れ、そこを商談スペースにしたところ、エアコン、照明の節約などで消費電力が約4500KWhから半分以下の2100KWhになったという。
小倉「大口企業だけが罰金まで課せられる。研究機関なんて、温度が重要なものもあるんでしょう」
夏野剛(NTTドコモ元執行役員)がいい答えを出した。
「1か月くらい休みにした方がいいんじゃないの。日本の企業のホワイトカラーの効率の悪さは世界的ですからね。自宅勤務もやればいい」
小倉「シエスタで2時間くらい昼寝するとか。ヨーロッパみたいに」
どこで寝るのかも問題だが、あそこがいいなんて知恵を絞るのも悪くないかもしれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト