仮設住宅に「欠陥・不良」続出!壁と天井の隙間から虫ゾロゾロ

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   「被災地の仮設住宅にあらたな問題です」と赤江珠緒キャスター。避難所からやっと移った仮設住宅で、「欠陥」に悩む人が増えているという。

   お宅を訪問、拝見した直情径行型リポーターの井口成人が吼えた。「こんなつくりや設計なんてありえない! 素人のボクが見たってわかりますよ!」。壁と天井の間に隙間があいているというのだ。この「隙間」問題が多発しているそうで、そこから虫がたくさん入って来、「寝ている間に蟻が顔をはっていた」という人も。雨が窓から入ってくる家もあるそうだ。

   なかには「ノイローゼになりそう」「避難所にいるほうがまだ楽」などと漏らす人がいる。仮設住宅に関する苦情は岩手県だけで300件寄せられてるとか。

日本プレハブ建築協会の施工

   「住宅格差」もある。仮設住宅は各県が発注しているが、圧倒的に多いのが日本プレハブ建築協会の施工。で、井口が現地で聞いたところ、「我慢します」など、評判がよろしくないという。

   ところが、なかには大手ハウスメーカーや地元業者製のものも少数あり、見た目からして大違いで、内装もきれい。「ぜんぜん違う! 壁も!」(井口)。住み心地は「抜群です」「快適です」。なかには、地元の木材を使用した「癒される」木造一戸建て仮設住宅もある。

   「これぐらい格差があるんですね」と重ね重ね、押し付けがましく訴える井口に、司会の羽鳥慎一も「被災者の方は選べないわけですし、なんでウチはこうなんだと、不公平感はでてくるかもしれないですね」とあっさりした感じで応じた。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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