「ゴマキではない普通の後藤真希に戻りたい」。「モーニング娘。」の元メンバー後藤真希(25)が今年いっぱいで芸能活動を休止すると発表した。マスコミ各社へ送った自筆のメッセージでは、昨年(2010年)1月に母を亡くし「今までとは違った思いで将来の人生を考えるようになった」と打ち明けている。突然の休止宣言の背景に何があったのか、「スッキリ!!」が追った。
周囲にたびたび「もうやめたい」
1999年に13歳で「モーニング娘。」のオーディションに合格、早くから中心メンバーとして活躍して、「ゴマキ」の愛称でソロデビュー後もヒットを飛ばした。しかし、順調に見えた芸能生活の裏で、「ステージのゴマキと楽屋の素顔の自分」とのギャップに悩むようになる。もうやめたいと口にして周囲の説得で思いとどまったこともあった。
メッセージでは「今までは自分ではない誰かのために生きてきましたが、これからは他の誰でもなく、自分のために生きてみたいと思うようになりました」ともいっている。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト