菅首相に引導「もう伸子夫人しかいない」―岡田幹事長の鈴付け失敗

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   国会の会期延長は70日と決まり、菅首相はニコニコ、対して岡田幹事長は浮かない表情だ。自民党議員は「オレオレ詐欺集団」「すごい人たちだ」とぼやくしかない。

   おととい(2011年6月21日)の与野党幹事長会談で、いったんは「50日」 と決まりかけたのを菅が拒否。ために岡田はきのうの会談で「申しわけない」を繰り返したというが、野党は反発して話し合いは決裂。本会議では自民・公明などの賛成なしで決まった。さすがにこのときは首相も笑顔なし。

法案成立の日程逆算で延長70日

   問題は「第3次補正予算は新しい首相で」という文言を、「新しい体制で」とあらためた点。新しい体制となると、菅内閣のまま内閣改造という可能性も出てきて、「延命ねらい」は見え見えだ。ますます野党の協力は期待できない。国会延長が決まり、菅は「復旧・復興と自然エネルギー」と笑顔だった。その笑顔、3月に見せていれば話は違っただろうに。

   司会の小倉智昭「これで国会は乗り切れるのか」

   田崎史郎(時事通信解説委員)「幹事長と官房長官が辞めろといってますからね。壊れる時は内部から壊れる」

   小倉「在任期間が短いのが嫌なのか」

   田﨑「菅さんでなければできないことというのはほとんどない。しかし、菅さんはオレしかできないと思っている」

   誰が首相でも同じなら、なぜ辞めなければならないのかも定かでないが、話は法案を通すためには「再議決だ」「数が必要だ」「日数(60日)が必要だ」とそっちへ行っちゃう。するとまた、小沢派の造反だなんだとなる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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