東大教授は批判的書評
もっとも、この本に関しては次のように書評をする学者もいる。東大大学院工学系研究科の寺井隆幸教授で、「論点の整理がうまくできていて、一般の方に分かりやすく書かれている。ただ、同じ事柄に対して正反対のことを言っている方もおられるので、しっかり調べてからご自分で判断すべきだと思いますね」という。
司会のみのもんた「非常に分かりやすい。とっくに教授になっていいようなキャリアの方と思いますがね」
これにゲスト出演した落語家の桂文珍が、「1度読んでみたいでですな。助教ですか、お立場が何となくわかるような気がしますね」
国の原発推進に反対する主張し続けて40年。事故が起きて初めて立法府からのお呼びがかかり、原発の危険性を開陳できたことの悔しさ。本が売れても「うれしくない」という著者の気持ちはわかる。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト