国会延長の新条件「新しい体制」ってどんな顔ぶれ?

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   菅首相が国会の延長幅とのセットで「条件」として出した「第3次補正予算案は『新しい体制』のもとで編成」の「新しい体制」はどう解釈したらいいのか。退陣時期を明確にしないことと相まって、内閣改造でお茶を濁し、首相はそのまま続投するのではという解釈もできる。

また延命策か?警戒強める野党

   司会のみのもんたが「内閣改造ってあり得ますか」と聞くと、時事通信解説委員の田崎史郎はこう答えた。

「僕はムリだと思う。『新しい体制』に変えたことで、野党から見ると改造してまだやるつもりだと警戒感が強まっている。被災地の復興は菅さんだからできるということではなくて、次の人もやらなければならないこと。どうやってスムーズに進めるかは、野党や霞が関との関係、党内をどうまとめるかで決まる。
   首相不信任案が否決された2日(2011年6月)以降、菅首相を訪れたのは外務事務次官1人、局長数人だけ。政治が動かなくなっている。時期をはっきりさせた方がいい」

   これ以上、退陣時期をあいまいにし次々火ダネをつくると、首相のポストを弄んだ男と言われかねない状態になっていることも確かなようだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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