キング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソンの衝撃的な死からもうすぐ丸2年。死んでからあらためて評価が上がる芸能人、芸術家は多いが、マイケルは特筆ものである。昨年10月(2010年)に米経済誌「フォーブス」が行った「死後最も稼いだ有名人ランキング」で、死後1年間で200億円以上を稼いで歴代1位となり、現在も追悼アルバム「マイケル」からシングルカットされた「Hollywood Tonight」がビルボード誌「ダンス/クラブチャート」の6月第1週トップにランクインするなど、その人気は衰えずだ。
妹ラトーヤは暴露自叙伝
マイケルの死去2周年にあたる6月24日、25日には、全世界でマイケルをしのぶ様々な催し物が予定されている。なかでも話題なのが、マイケルが1988年から2005年まで住んだネバーランドの上空をヘリコプターで30分間飛行するツアー。目玉企画はマイケルが愛したという真っ赤なバラを真上から投下するセレモニーという。
今週、マイケルの妹、ラトーヤ・ジャクソンがマイケルの死に触れている自伝「スターティング・オーバー」も全米で発売される。ラトーヤは疑惑の死の直前のマイケルや娘のパリスちゃんの証言など、新事実を大幅に盛り込んでマイケルの死に疑問を投げかけているという。
Noriko FUJIMOTO 翻訳者、エンタメライター