ひたちなか「整体師刺殺」被害者妻に心酔の准看護師が殺害実行

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   実行犯は妻ではなく、知人の准看護師との見方が強まっている。茨城県ひたちなか市のマンションで整体師の澤田孝幸さん(37)が刺殺体で見つかった事件で、やはり整体師で妻のさつき容疑者(38)と客で知人の准看護師・菊池明代容疑者(27)が殺人の疑いで逮捕された。2人とも容疑を認めているというが、妻と看護師はいったいどんな関係だったのか。阿部祐二が昨日(2011年6月15日)に続いてリポートした。

アロマセラピストめざし「ああいう女性になりたい」

   阿部は菊池明代の両親に話を聞いた。「(明代はさつきのことが)本当に好きでした」と母親。「ああいう女性になりたいというあこがれだったと思う」と父親。さつきはアロマセラピーの仕事もしており、明代もアロマセラピストを志していたことから、「人生の師匠」とも思っていたようだ。

   娘がそこまで心酔しているさつきとはどんな女性なのか、母親は会いに行った。その印象は「物腰の柔らかな、洞察力のある頭のいい素晴らしい人」。娘の明代についても、「私に任せてください」といわれたという。

   澤田夫婦は一緒にカラオケに行くなど外見的には仲の良い夫婦だったが、さつきは警察の調べに対し、「夫から家庭内暴力(DV)を受けていた」と供述している。このことを明代にも話していたという。

文   一ツ石
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