毎年この時期になると話題になる「オタマジャクシが空から降ってくる」。今年も石川県で起きた。大竹真リポーターが謎を解明すべく、現地調査に出かけた。
近くに営巣地と田んぼ
降ってきたとみられるオタマジャクシが発見されたのは6月8日朝(2011年)で、加賀市の南河武志さん宅の玄関前や玄関ポーチの屋根に、体長2センチ前後のオタマジャクシ約20匹死んでいた。妻の早智子さんが干からびた状態で大量に落ちているのを見つけたという。南河さんは「空から落ちてきたとしか考えられない」と話す。
大竹「犯人に心当たりは?」
南河さん「多分サギ、シラサギでしょう。近くにサギのコロニーがあり、200羽近くが生息していますから」
サギの営巣地周辺は水田が広がっている。大竹が田んぼに入ってオタマジャクシを探したところ、たしかにウジャウジャ泳いでいた。
大竹「シラサギがヒナに餌を持っていく途中に、口からこぼれたのではという説が地元ではもっとも有力」
キャスターのテリー伊藤「まだ分からない。似たような現象は餌場のない都心部でも確認されたことがある。僕はやっぱりUFOによる仕業だと思う」
テリーのUFO説は2年前からの自説だ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト