司会の小倉智昭がオープニングで、「朝の情報番組見てたら、民主党の代表選より、AKB48の方が上だった」と笑う。小倉はもともとAKB騒ぎを苦々しい思いで見ているからか、トップネタはさすがに民主党のポスト菅だった。
「誰が何やるか」より「とにかく代えろ」
いまだ菅首相がいつ辞めるかがわからない。きのう(2011年6月9日)の衆院震災復興特別委では、「一定のめどがつくまでは責任をもって」と「8月」を示唆したが、党内からは「そんなにもたない」「だれも菅さんを信用しない」の声が上がる。
そんなこととは無関係にポスト菅が動いている。最有力は野田財務相で慎重、安定感が理由だが、何を考えてるかわからない、財務省の手の平で踊ってる、知名度が低い―と一長一短を並べる。
では、菅とどこが違うのか。たいして違わないなら、代える必要はどこにあるのかが全く見えてこない。 メディアも含めて、代えることが目的になってしまっているようだ。輿石参院会長がこう言い出した。
「(首相)本人が辞めるといってないのに、次は、ってのはおかしくないか」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト