焼却処理で濃縮―どんどん増える野積みの灰
下水処理で出た汚泥はプラントで焼却され、一部はコンクリートなどに混ぜられて再利用されている。しかし、下水には雨水が含まれており、当然、放射性物質も含まれる。それが焼却で濃縮される。5月に福島での汚染がいわれて以降、各地で高い値が測定されているが、国の指針が固まらず、コンクリート原料に出すこともできず、野積みの灰がどんどん増えている状態だ。
中野美奈子アナ「煙突から出る煙もですか」
小倉「働いている人は防護服を着ているの」
笠井信輔アナ「着ているところもあります。内部はそれくらいの状態。ただ、施設の外では福島の基準値よりは低い」
伊藤は「5月12日まではコンクリート用に出荷されていたので、コンクリートになっているだろう」という。
小倉は「施設の近くの人もちょっと嫌だろうね」と心配するが、問題はもっと深刻だ。 焼却した灰をどうするか。どんどんたまっていくのに、政府から方針が出てこない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト