宇宙飛行士・古川聡さん、飛び立つ前に「おしっこかけ」儀式

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   日本人8人目となる宇宙飛行士、古川聡さん(47)が今朝(2011年6月8日)、 ロシア・バイコヌールから飛び立った。東大の外科医から転身して12年目、合い言葉は「あきらめない」だった。

   自身が語るところでは、宇宙へのあこがれはウルトラセブンからで、幼稚園のときにアポロ11号の月面着陸(1969年)を見ている。転機は13年前に病院の当直のとき見たテレビニュースで、宇宙飛行士を募集していた。さっそく応募して、99年2月に決定した。

ガガーリンがやって以来の「験かつぎ」

   古川さんの飛行は当初2004年ころの予定だったが、03年のコロンビア号の事故で遅れた。会見で「試合がないのに練習だけしているような」と話していたが、この間に同期の山崎直子さんが先に飛んだ。古川さんのTシャツには 「あきらめない」と書いてある。これは東日本大震災の被災地へのメッセージだったが、自らに言い聞かせるものでもあったようだ。

   司会の小倉智昭「いい話だね。決してあきらめない」

   田中大貴アナ「ソユーズは40年間死亡事故を起こしていない安全な宇宙船ですが、 験かつぎがあります」

   まず、飛行士たちは搭乗前に乗ってきたバスにおしっこをひっかける。

   田中「最初のガガーリンがやったからだそうです」

   小倉「女性はどうするの?」

   コメンテーターの高木美保(女優)と中野美奈子アナが「エーッ」

   田中少しも騒がず「コップでかけるそうです」

滞在5か月半、「宇宙での健康」研究

   次が「砂漠の白い太陽」という映画を観る。3つめはホテルのドアにサインをする。古川さんがサインをする様子が流れたが、そのドアにはびっしりとサインがあった。

   小倉「科学の粋を集めた宇宙飛行に験かつぎはいいね、アナログで」

   高木「バイコヌールが近く感じる。47歳 というと、周りを見ても動脈硬化だの腰痛だのというのが多いけど、外科医だったからか管理もばっちりですね」

   古川さんの宇宙滞在は5か月半。宇宙での健康が研究テーマだそうだから、一層健康になって帰ってくるのかもしれない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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