5月27日(2011年)放送のNHK朝の情報番組「あさイチ」で、有働由美子アナウンサーが、「ワキ汗が見苦しい」という視聴者からの「苦情」を自ら読み上げ、週刊誌などは「『脇汗見苦しい』の大波紋」「降板危機?」と書き立てた。6月7日の番組ではこれを逆手に取るように「なぜか気になるワキ汗」をトップ特集に持ってきた。
特集ではワキ汗が出るメカニズムの解説に始まり、汗取りパッドやパッド付きの服、ボツリヌス注射による治療などを紹介。ネタにされてしまった有働アナは「そこまでは知ってるわよ……」とぼやくなど終始苦笑いだったが、「根本的な治療法は、汗は出てもいいと開き直ること」という専門医の言葉には大いに納得していた。
「でも、ていうことは(特集を)やればやるほどさらに気になるから、余計かいちゃうじゃん、私!」
田代杏子アナの「ワキに汗をかく方は周りに気を遣える方、優しい方が多いんだそうです」というフォローに「そうなのよー」と機嫌を直したが、コーナーが終わると「はぁー」と大きなため息をついていた。
週刊誌に騒がれたことを逆にネタにするとは、NHKもなかなか。座布団一枚!(テレビウォッチ編集部)