2リットル用で大人も浮く浮力
主婦はペットボトルが震災時などの水の確保に役立つとふだんから取って置いたのだ。それだけでなく、テレビでペットボトルが溺れたときの浮き具になるという番組を見ていて、そのことをとっさに思い出した。
ペットボトルはどれくらい有効なのか。リポーターの阿部は昨年(2010年)7月にプールで実験したことがあった。体重75キロの阿部が2リットル用のペットボトルを顎の下に当て、足を上げると見事に浮くことができた。
司会の加藤浩次「ペットボトルには相当浮力があるということですね。これは頭に入れて置いていい。それにしても、主婦のとっさの判断、すごい」
キャスターのテリー伊藤も「あわてて自分も飛び込んで溺れたりすることもあるのに」と感心することしきりだ。
阿部によると、男の子がペットボトルに上から乗ろうとせず、ラッコの態勢を取ったことも良かったという。クーラーボックスやランドセルなども応急の救命具になるそうだ。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト