布袋寅泰「娘の運動会に涙止まらなくなった。大人は申し訳ない」

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   ミュージシャンの布袋寅泰が6月6日(2011年)のブログで、小学校に通う娘の運動会を応援に行った感想を記している。

   運動会当日、娘のために「力の出るような朝食」を用意した布袋。玄関先では「フレー!フレー!!!」と娘に大声でエールを送ったものの、「近所に聞こえるよ!恥ずかしいからやめてよ…」と呆れられたという。さらに本番、娘が短距離走・リレーで1位になったときには、熱狂のあまり応援席で絶叫したと語るなど、微笑ましい「親バカ」ぶりを披露している。

   しかし布袋を何より感動させたのは、最後の組体操。「力を合わせて一つになる」ことを体現した子供たちの頑張りに、布袋は涙が止まらなかった。

「支え合い、信頼し合い、誇らしく、声高らかに胸を張り、成し遂げる。我々も昔、彼らのように強く真っすぐな心で、前だけを向いて走っていたこと思い出すと 自分を含む今の大人達の頼りなさが、恥ずかしく、申し訳ない」

   折しも原発問題の混迷、政局の混乱などに「日本の未来は本当に暗いぞ」と沈んでいた布袋。子供たちに自分たちのあるべき姿を感じるとともに、「彼らの為により良い環境を残すことこそ、我々大人の最大の仕事」と思いを新たにしていた。

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