原口前総務相ナマ出演-「一転反対」言い訳にスタジオ「何やってんだ!?」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

    きのう(2011年6月2日)の内閣不信任案騒動に、キャスターの赤江珠緒が「あきれ果てたと思った人が多かった」と話す。菅首相の辞意表明を受けて、「賛成する」と息巻いていた造反議員の大半が反対票を投じたからだ。では、菅が「若い世代に任せる」タイミングとしてあげた「一定のメド」とはいつなのか。

   菅は民主党代議士会で「一定のメドがついた段階で、若い世代に」といったが、採決後の会見では「福島原子炉の冷温停止状態」を持ち出し、工程表のステップ2、つまり来年1月を臭わせた。鳩山前首相が菅と交わした確認文書には、「復興基本法案」「第2次補正予算」の成立を期するとなっていて、鳩山はだから6月末だという。

「細かいことはいわない」

   不信任案に賛成から反対に転じた原口一博・前総務相が出演して、「総理の退任というのはきわめて重い。だから細かいことはいわない。その善意や信頼を逆手に取るとは、マキャベリスト」と非難する。

   ところが、吉永みち子(作家)は「菅さんの話には原発も入っていた。私はアレを続投宣言と受け取った」と、逆に賛成から反対に変わった原口に疑問を呈した。司会の羽鳥慎一も赤江も同じ視線だ。

   原口「民主党の中で辞めさせることができないのなら、自民党に乗るのも手段だったが、総理が決断したのだからみな受け入れる。ただ、テレビの女性キャスターが『菅首相がにやりとしたのを見て、背筋が寒くなった』というのを聞いて、ハッとした」

   羽鳥「どういうこと?」

   原口「いまを乗り切ればいいと…。そうじゃないんです」

   赤江「やはり賛成した方がよかったということですか」

   原口「そうは思いません。ボールは菅さんの手にある。次に進まないといけないのに、元に戻してる。だからいけないと」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト