「じつは髪型にも節電カットがありました」と情報プレゼンターの田中大貴アナ。全国理容連合会が提唱する「スマイル・カット」なるのもので、後ろとサイドは短くし、トップ、前髪は細かく立体的にカットするという。
ドライヤーいらずで節電になり、「(整髪料の)ワックスを買うので、自粛を打開できるんじゃないか(笑)」(田中)という、経済効果まで期待できるすぐれもの。
「彼氏だったら…ないかな」
番組スタッフの長髪男性がさっそく挑戦してみると、冨田憲子アナが「かっこいいですよねー。これから季節、涼しそう」と白々とほめる一方で、街の10代女性たちからは「あまり好きじゃない」「彼氏だったら、ないかな」とさんざんな評価。しかし、これはエコのための髪型だとご説明したところ、「そう聞くと、エコしてていいなあと思います」と、一定の理解を得られた。
その結果を受けて、「みなさん、ぜひ(スマイル・カットを)試してください」と安易なシメに入った田中。それを聞きとがめたのは、風が吹こうが槍が降ろうが不変不動のヘアスタイルを貫く小倉智昭で、「じゃあ自分でやるかい」と、田中に率先垂範をうながした。田中は「ボクもやるので、オグラさんもぜひどうぞ」と切り返し――てほしかったが、それは実現しなかった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト