食中毒に襲われない「夏の焼肉」3つの鉄則

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   焼肉チェーン店の大量食中毒事件がワイドショーから姿を消してまだ間もないが、今度は焼肉チェーン「牛角」で集団食中毒が発生。5月6日(2011年)に高岡店で食事をした客20人が食中毒症状を訴え、そのうち15人からO157が検出されたという。

トングと箸きちんと使い分け

   大腸菌は熱に弱いから、ユッケなどの生肉を食べずに、肉をよく焼けば大丈夫? いや、生肉に付着していた菌がどんなルートを辿って体内に入ってこないとも限らないのだ。今回は、肉をよく焼いていなかったか、生肉を箸で扱うなどして感染した可能性があるという。店側は、感染源はハラミである可能性が高いなどと主張しているという。

   そんななか、番組は3つの焼肉食中毒対策を掲げた。ハラミなどは内臓の一種であり、とくによく焼くこと。生肉は箸で扱わず、専用のトングで扱うべし。さらに、焼いた肉は、トングではなく、箸で取る。生肉を扱ったトングからの感染を防ぐためとみられる。

   そこまで徹底すれば、焼肉を食べてもそう差し支えなさそうな気がしないでもないが、司会の小倉智昭は「今回、店側の言うようにオーストラリアのハラミに問題があったとすれば、トングを使おうと箸を使おうと、ダメはダメだと思う」と、これらの対策に否定的だった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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