学校プール水飲む心配「基準値20ミリシーベルト」で大丈夫?

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   このごろ番組は連日のように、「お子さんをお持ちのお母さん方、放射能がご心配ですよね。(どこまで信頼できるかもわからない、民生の)放射線測定器を持ち運んで、あちこち測って回って一喜一憂されるのも、お気持ちはとてもよくわかります」とでも言いたげな放送をしている。

   今日の心配は「夏のプールの授業」。プール開きにそなえたプール(放射能汚泥がたくさんたまってるかもしれない)の掃除は、子供以外の誰かがやってくれたとしても、プール授業を代わりにやってもらうことはできないのだ。

梅雨の関東地方は福島から風

   心配の原因は、水泳中の児童が野晒し屋外プールの「水を飲む」可能性だという。国は校庭の基準と同じく、年間20ミリシーベルト以内なら実施可能との見解だが、それでいいのか。「これは、改めていくべきかもしれません」と笠井信輔アナ。「飲む」可能性があることに重きを置けば、プールの水も飲用水と同じ基準にすべきだといった話になるのかもしれない。

   さらに北~南関東地方にとって悪いことには、この梅雨の時期、風は福島方面から南に流れてくるそうだ。最近の関東でも、雨が降ると排水溝などの放射線量が上昇するという。保護者の心配は、この梅雨の雨のように、いつやむとも知れないようだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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