NTT、JT、日本郵政の大株主
古賀はさらに虎ノ門のJTの 前に来て、「まだ売るものがある。JT株の半分は政府が持っている」という。昔の専売公社が民営化したときの株を持ったままだという。また、独立行政法人も子会社の株を持っているという。この額が半端じゃない。NTT株が2兆円、JT株が1兆7000億円、日本郵政株9兆6000億円、日本政策金融公庫株4兆5000億円など。 扱いが決まらないものもあるが、トータルすると21兆8000億円にもなる。他に独法関係が1500億円。
玉川は前回の公務員宿舎と先の駐車場、NTTとJTの株を時価でトータルすると4兆7238億円とはじきだした。「5兆円は消費税2%分です。震災で3%上げるといっているが、もうちょっとやれば上げる必要ないんじゃないか」
司会の羽鳥慎一「長期的にはともかく、震災という短期を考えたら、これもひとつの手だな」
玉川「NTTもJTも法律で決まっているが、法改正すればいいこと。あんなごたごたやるよりもこういうことをやらないといけない」
まだおまけがあって、先週の公務員宿舎の反響が大きく、「まだあるよ」というのがゾロゾロ見つかったという。たしかに、役人の周辺には金がまだ隠れている。本当の仕分けにはほど遠かったということか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト